活動報告

2022/10/11

京都市会決算特別委員会局別質疑(子ども若者はぐくみ局)

京都市会では9月市会が開会中です。本日は、決算特別委員会で子ども若者はぐくみ局に対して、以下の質問を行いました。〇児童虐待対策について〇児童養護施設退所者支援について〇ひとり親家庭自立支援対策について〇修学院学童保育所について〇下鴨つどいのひろば「こがも」について【児童虐待対策について】① 全国の児童虐待相談対応件数は毎年、過去最多を更新し、虐待による痛ましい報道も後を絶たない。児童虐待の未然防止や早期発見に関して、行政だけでは限界があり、市民に身近な存在であるコンビニエンスストアが果たせる役割は大きいことを、これまでから唱えてきた。昨年度、私が橋渡しを行い、京都市と株式会社ローソンが包括連携協定を締結し、11月の「児童虐待防止推進月間」には、ローソン各店舗でのPOSレジでの啓発画面表示やポスター掲示等の周知啓発を実施された。また、ローソンが協定締結を記念して販売した新商品の売上金の一部を「京都市はぐくみ未来応援事業」に御寄付いただくなど、子どもをとりまく課題に広く関心を持ってもらう機会を作ることができた。こうした取組は、継続していくことが重要であると考えるが、いかがか。② ローソンは近畿2府4県で約2400店舗あり、全ての店舗での周知啓発、商品販売が実施された。行政とは違った視点での取組が可能かと思うので、引き続き、コンビニエンスストアの強みを活かし、連携強化をお願いしたい。ローソンからの御寄付については、どういった取組に活かされているのか?③ 児童養護施設等で育つ子どもたちの大学進学を支援するのは大切なこと。児童養護施設や里親など、社会的養護が必要な子どもたちの自立支援は大変重要な課題であり、そうした取組に寄付を活用されているのは意義深いことと考える。一方、社会的養護が必要な子どもたちの自立支援については、金銭的な支援のほか、頼れる相談相手の存在など人的な支援も必要である。今年4月に成人年齢が引き下げられ、18歳でできることが増えた半面、頼れる家族等がいない方は不安が大きいと考える。社会的養護からの自立支援について、京都市ではどのように取り組まれているか。【ひとり親家庭自立支援対策について】① ひとり親家庭自立支援対策で、母子家庭等自立支援給付金の拡充、高等職業訓練促進給付金等事業の拡充とあるが、どのような拡充を行ったのか、再度、説明をお願いしたい。② 生活支援特別給付金の話があったが、令和3年度も実施されていたかと思う。昨年度の給付金の取組はいかがか。【修学院学童保育所について】左京区の修学院学童保育所については、建物の老朽化が長年の課題となっており、状況の改善に向け、令和3年度小学校敷地内で移設を実施いただいた。令和4年度から、新しい建物で学童クラブ事業を開始していただいていると聞いているが、現在の状況について、お伺いしたい。【下鴨つどいのひろば「こがも」について】令和3年9月に下鴨つどいの広場「こがも」が開設され、1年が経過した。下鴨学区の長年の要望であり、実現を地域の皆様も大変お喜びになっている。コロナ禍での運営状況と、課題等についてお伺いしたい。令和4年度もつどいの広場の新規開設について、既に募集を開始したと聞いている。引き続きはぐくみプランに基づいて設置を進めていただきたい。また、コロナ禍での新規開設は、様々な課題があるかと思う。この下鴨学区での課題を活かし、円滑な開設を進めていただきたい。京都市会議員 豊田恵美(とよだえみ)