議会での提言

2022/10/08

生きづらさを抱える若年女性への支援

(令和3年度決算特別委員会)

【再犯防止推進事業について】

① 平成30年6月に、地方再犯防止推進計画の策定を含む本市の事業計画が国の「地域再犯防止推進モデル事業」に採択された。本市では、生きづらさを抱える若年女性を支援している「京都わかくさねっとが活動していることに加え、全国的にも珍しい女性専用の更生保護施設が存在するなど女性に特化した再犯防止の推進に取り組む素地を有していることから、こうした特色をいかし、女性の支援を中心としたモデル事業の取組も行ってこられた。(事業期間は平成30年度~令和2年度の3年間)。この3年間のモデル事業の総括を経た上で、令和3年3月に京都市再犯防止推進計画を策定されました。この計画は、令和7年までに令和元年度の再犯者数の基準値から、再犯者を30%以上減少させることを目標に設定をされています。令和3年は、策定後、初年度でもありましたが、この1年間を終えられた総括と所感について。

② 保護司会をはじめとする各種団体との連携について左京区では、令和3年度に元新洞小学校内での保護司会サポートセンターの移転開設が実現をしています。コロナ禍で出所者の孤立・孤独は更に深刻化をし、出所者等が困った場合に、身近に相談できる場所があり、適切な支援に『つなぐ』ことができる取り組みの必要性が高まっている。再犯防止対策と更生保護については、保護司会や更生保護女性会をはじめとする様々な団体との連携が必要かと思うが、見解はいかがか?