まちづくり

2021/11/13

先斗町通無電柱化事業完成式典

先斗町通無電柱化事業完成式典に、まちづくり委員会副委員長として出席させて頂きました。

7年の歳月をかけて完成した無電柱化事業。

以前は、海外の方から「現代アート」とも揶揄される程の大量の電線が張り巡らされていました。

この無電柱化事業は、道幅1.6mという道の狭さと、地下に埋没された水道菅や下水管、ガス管を避けるという難題のため、当初は「不可能」と言われていました。しかし、地上機器の設置場所の工夫や電力桝の小型化、電線共同埋没の省スペース化等「先斗町通方式」ともいうべき新たな手法を取り入れられ、地域・事業者の皆様が一体となり挑戦され、事業開始から7年を経て晴れて完成されました。

すれ違う人の肩と肩が触れ合う1.6mの道幅、沿道の伝統的な建物。

風情溢れる先斗町が、私は大好きです。

無電柱化は景観保全だけでなく、防災性の向上、歩きやすく安全な道路環境も同時に実現しています。

先斗町まちづくり協議会の皆様をはじめ、ご尽力いただいた全ての皆様に改めて心から感謝御礼申し上げます。

京都市会議員 豊田恵美