活動報告

2021/10/07

決算特別委員会局別質疑(子ども若者はぐくみ局・教育委員会)

決算特別委員会局別質疑、本日は子ども若者はぐくみ局、教育委員会に対して以下の質疑を行いました。

【子ども若者はぐくみ局】

〇下鴨つどいの広場について〇修学院学童保育所

〇子ども食堂・学習支援等子どもの居場所づくりへの費用助成制度〇きょうとこどもみらい笑顔便

【教育委員会】

〇岩倉南小学校をはじめとする大規模校へのハード対策

〇養徳スタンダード

〇松ヶ崎小学校体育館改築検討質疑の詳細は以下です

(子ども若者はぐくみ局)

【下鴨つどいの広場】

①令和3年9月に下鴨つどいの広場「こがも」が開設された。下鴨学区の長年の要望であり、実現を地域の皆様も大変お喜びになっている。プロポーザル公募をされ、外部有識者にも選定にご参画頂き、事業者を決定されたとの事であるが、事業者決定までの状況等について。

②地元では地域に根差して活動されている色々な団体があり、団体の皆様とも良い関係が築けるよう、地域の子育て支援の更なる充実に向けて、「BEST」を目指して運営して頂きたい。

③下鴨学区以外にも児童館未設置学区エリアは未設置の学区があるが、今後の本市の見解はいかがか?

④共働き家庭が増えた事に伴い、中間留守家庭への対策が求められている一方、新型コロナウイルスの影響により、子ども自身が児童館に行きたがらない、積極的に利用したいとは思わないという保護者も増え、仕事を持つ母親は、新たな苦労や課題を抱えているのが現状である。ウィズコロナ社会の中で、子育て家庭を支える施策も転換期を迎えているかと思うが、見解はいかがか?

【修学院学童保育所】

①修学院学童保育所については、建物の老朽化が長年の課題となっており、令和2年度に改善の予算をつけて頂き、小学校敷地内に新しい建物を設置するべく、現在調整を進めて頂いている。現在の進捗状況について。

②令和3年度中に新建物での利用開始が予定されているとの事で、大変嬉しく思っている。学校、同窓会、自治会、PTAの皆様と丁寧に意見交換を重ねて頂き、地域に愛される児童館作りに努めて頂きたい。新しい建物設置という事で、地域や保護者の皆様からはご期待も大きく、様々なご要望を頂いている。バリアフリーやお手洗いの位置等、障がいを持つ児童への対応は可能な設計となっているか?

③新敷地内での建物設置という事で、敷地内で桜の木を何本か伐採した。小学校内では桜の木の総数が減ってしまった現状もあり、新たに植樹を行って欲しいとのお声もあるが、見解はいかがか?

【子どもの居場所づくりへの支援】

①子ども食堂・学習支援等子どもの居場所つくりに取り組む民間団体に対して、新規開設費用を助成されている。令和2年度は、左京区では2団体13万7000円を助成されている。他にも自主的に子ども食堂を運営されている団体もあるが、費用助成制度を知らない方もまだ多くいらっしゃる。子育て家庭を多様な主体が見守るという取組が重要であって、今後も多様な団体に関わって頂きたいと考えている。見解はいかがか?

②子育て家庭を多様な主体が見守る活動として、左京区では令和2年度からきょうとこども未来笑顔便を開始し、今までに3回配送を実施した。今後、この活動を京都市全体に広げていきたいと考えているが、見解はいかがか?

(教育委員会)

【岩倉南小学校をはじめとする大規模校へのハード対策】

①私の地元岩倉南小学校では、児童数が年々進み、大規模化、マンモス校化が進んでいる。今年度は811名、27学級と大規模であり、更に令和4年度は増加する事が見込まれる小学校であります。校長先生とも何度も意見交換をさせて頂いていますが、大規模校ならではのソフト面での課題もあるかと聞いております。岩倉南小学校をはじめとする、大規模校でのハード面での教育環境充実について、教育委員会の見解をお伺いしたいと思います。

②コロナ禍で子ども達の生活環境も大きく変わり、子ども達の「居場所」として、学校の果たす役割は以前よりも大きくなっていると思います。先生方におかれましても、オンライン授業の実施など、様々な業務が増える中、教育の本質である「心の教育」の充実に努めて頂きたいと思いますが、見解はいかがか?

(要望)

コロナ禍で気軽に出掛ける事ができない子ども達にとって、学校という場所は安心して出かけられる大切な場所でもありますので、ソフト面を含め、今後も教育環境の充実に取り組んで頂きたい。

【環境と防災に配慮した学校施設整備事業の推進】

①令和2年度も、環境と防災に配慮した学校施設整備事業の推進に取り組まれました。左京区の養徳小学校では、平成24年7月にプール事故があり、女の子の尊い生命が失われるという事件が起こりました。今年で10年目の節目を迎える事もあり、改めてご冥福をお祈りすると供に、二度と同じような事故が起こらないよう、学校現場での更なる対策強化を要望したいと思います。この10年は、学校・地域をあげて、安全対策に取り組まれてこられましたが、この10年、どのような取組を行ってこられたか。

②公開訓練の実施、Zoomでの教職員研修を実施、「はなモデル」「養徳スタンダード」と呼ばれる安心の取組を進めてこられたことに、敬意を表したいと思います。養徳小学校に限らず、全市的にも、教育現場での死亡事故は絶対にあってはならないと考えています。安心・安全な学習環境整備について、本市の見解は?

【令和2年度学校施設整備】

①令和2年度学校施設整備について、左京区に関しては、近衛中学校の体育館が現在改築工事中でありますが概ね40年を経過した体育館においては、老朽化度合いを見て、リニューアル工事などの整備が進められると聞いている。その中でも唯一残されているのが、松ヶ崎小学校の体育館であります。自主防災会の皆様をはじめ、長年に渡り様々なご要望を頂いていますが、体育館がレッドゾーンに指定されている事もあり、なかなか改築の検討が進まないという現状があります。本市の見解はいかがでしょうか?

(要望)

地域の皆様と、丁寧な意見交換を重ね、検討を進めて頂きたい。

京都市会議員 とよだ恵美

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