議会での提言

2019/06/05

保育所・幼稚園等の送迎・散歩コースの安全対策

(令和元年度教育福祉委員会)

会派の先輩方からご指導を頂き、所属している教育福祉委員会で、大津市の事故を受けて京都市の対応について質問をさせて頂きました。
(私の市会議員としての初質問です)

Q 保育園の園外活動時に係る交通事故が相次いで発生しているが、一方で園外活動は、園児の健やかな育ち・学びに不可欠であり、事故によって園外活動が委縮するような事があってはならない。これらの相次ぐ交通事故について京都市ではどのように認識をされているか?

A 園外活動は、園児の健やかな育ち・学びに不可欠であり、引き続き、各保育園において積極的に実施できるように安全対策に取り組んでいく。その為には園と一緒になって「子どもの安心・安全」を確保していく必要があると考えており、まずは散歩コース等、園児が日常的に集団で移動する経路を把握したうえ、安全対策を実施していく必要がある。

Q 京都市は、ソフト・ハード両面からスピード感を持って安全対策を推進していくとの見解を示しているが、その後の取組状況はどうか?取組の実施に当たっては、日々子どもたちのために働いておられる保育現場の皆様と一緒になって進めて頂きたいと考えているが、その状態はどうか?

A 危険箇所も含め、園が把握している情報の共有化及び洗い出しを優先した取組を進めている。5月24日には、所管している約900箇所の施設に対し、園における児童移動路の安全点検、児童移動路の報告、危険箇所の報告の3点について依頼済。交通安全対策の連携強化の為に開催している「土木事務所・警察署道路交通連絡会議」(6月5日)に、子ども若者はぐくみ局も参加した上、把握した情報について、関係局や京都府警と連携し、また、これまでの同会議における取組などで蓄積されたノウハウも活用して、具体的な安全対策の実施方法について検討していく。ソフト面の取組としては、今回の交通事故を踏まえ、保育園連盟をはじめとする関係団体と一緒になって、改めて園外活動における留意点等について見直しを進めているところであり、引き続き、ソフト・ハード面ともに、スピード感を持ちながらも「子どもの安心・安全」を第一に取組を進めていく。

今後もきめ細かな対応を継続して行って頂くよう、強く要望をさせて頂きました。

お亡くなりになられた園児の方のご冥福をお祈りすると共に、負傷された方々の一日も早いご快復を心よりお祈り申し上げます。

京都市会議員 豊田 恵美