活動報告

2022/06/15

京都市会6月市会が開会

本日、京都市会6月市会が開会されました。

国の「原油価格・物価高騰等総合緊急対策」の第二弾として拡充された新型コロナウィルス感染症対応地方創生臨時交付金等を活用し、コロナ禍や原油価格・物価高騰等の影響を受け、困難に直面されている方々へのいのちと暮らし、生業を守るため、セーフティネットの強化、子育て世帯等への生活支援や幅広い中小企業・小規模事業者等への支援を行うための補正予算が提案されました。

本会議の後、予算特別委員会が開会され、子ども若者はぐくみ局に対して、「子ども食堂等に取り組む団体への支援」について質疑を行いました。

○「子ども食堂等に取り組む団体への支援」

補正予算額:1,400万円(財源:臨時交付金1,400万円)

※子ども食堂や子育て家庭への食品配送に取り組む団体等に対し、食材費が高騰する状況下においても安定的に取組を実施して頂けるよう支援を行うものです。※写真は、京都市社会福祉協議会とライオンズクラブ335-C地区の皆様が実施されている「きょうとこどもみらい笑顔便」の写真です。

質問の詳細は、以下です。↓……………………………………………………………【子ども若者はぐくみ局】「子ども食堂等に取り組む団体への支援」について①現状、開設を済まされている120箇所には案内を送付する(100団体ほどの応募を想定されている)とのことでありますが、案内が届かない団体や市民の方々にもしっかり周知徹底をして頂きたいと思います。例えば、支援の対象事業者として令和4年度中に開設される事業者とありますので、これから開設や運営を検討されている方々にもご活用頂ける支援金であるかと思います。直接案内をお送りしない方々への周知については、どのように進めていかれるのか?② 地域でも子ども食堂を開設したいとのご相談も受けますが、支援金等を独自で検索されても、京都市が実施している支援金や事業に辿りつけていない現状をよく感じます。私の地元岩倉で開設された子ども食堂さんは、何か支援金がないか自分で調べられ、京都府の「京都こどもの城づくり事業開設運営事業」を活用して開設を進められたとのことでありますが、京都市の「子どもの居場所作り支援事業補助金」や、社会福祉協議会が運営されている「支援の輪サポート事業」はご存知でないとの現状がありました。子ども食堂は、ほとんどが善意のご寄付で運営をされている現状がありますので、様々な支援金やサポート事業を有効にご活用頂きたいと考えていますが、見解はいかがか?③子ども食堂の取組は設置箇所も多く、市民の皆様には周知されやすい特徴があるが、子育て家庭への食品配送に関しては、まだまだ市民に皆様には周知されていない印象を受けています。子ども食堂は、対象が広いのに対し、食品配送は、生活保護世帯や就学援助世帯に限定されて実施されている団体が多く、真に支援を必要とされている子育て世帯の支援に、「確実に」繋がっている事業であります。現在、食品配送を実施して頂いている団体は、京都市内では、京都こどもみらい笑顔便、子ども宅食プロジェクト、セカンドハーヴェスト等の数団体しかないとお伺いをしています。多様な主体がこの事業に参入して頂くことが、「こどもの貧困」という社会的課題の解決に繋がると感じていますが、どの団体も善意のご寄付に頼って運営をして頂いているのが現状です。この支援金をご活用頂き、既に運営を実施して頂いている団体には、「更なる事業の充実」を図って頂きたいと思いますし、新たな団体や市民の方々にも参入を検討して頂きたいと思っていますが、見解はいかがか?④子ども食堂と食品配送は、民間活力を活用して「こどもの貧困」という社会的課題を解決するという素晴らしい取組であり、今後も様々な主体に参入頂けるよう、行政としてもきめ細やかな支援を継続していって頂きたいと思います。資金援助等のハード面での支援は難しくても、相談対応や運営サポートのアドバイス等、ソフト面での支援は、力強く取り組んでいけるかと思います。最後に、今後の本市の決意をお伺いしたいと思います。

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【子ども若者はぐくみ局】

「子ども食堂等に取り組む団体への支援」について

①現状、開設を済まされている120箇所には案内を送付する(100団体ほどの応募を想定されている)とのことでありますが、案内が届かない団体や市民の方々にもしっかり周知徹底をして頂きたいと思います。

例えば、支援の対象事業者として令和4年度中に開設される事業者とありますので、これから開設や運営を検討されている方々にもご活用頂ける支援金であるかと思います。直接案内をお送りしない方々への周知については、どのように進めていかれるのか?② 地域でも子ども食堂を開設したいとのご相談も受けますが、支援金等を独自で検索されても、京都市が実施している支援金や事業に辿りつけていない現状をよく感じます。

私の地元岩倉で開設された子ども食堂さんは、何か支援金がないか自分で調べられ、京都府の「京都こどもの城づくり事業開設運営事業」を活用して開設を進められたとのことでありますが、京都市の「子どもの居場所作り支援事業補助金」や、社会福祉協議会が運営されている「支援の輪サポート事業」はご存知でないとの現状がありました。子ども食堂は、ほとんどが善意のご寄付で運営をされている現状がありますので、様々な支援金やサポート事業を有効にご活用頂きたいと考えていますが、見解はいかがか?

③子ども食堂の取組は設置箇所も多く、市民の皆様には周知されやすい特徴があるが、子育て家庭への食品配送に関しては、まだまだ市民に皆様には周知されていない印象を受けています。

子ども食堂は、対象が広いのに対し、食品配送は、生活保護世帯や就学援助世帯に限定されて実施されている団体が多く、真に支援を必要とされている子育て世帯の支援に、「確実に」繋がっている事業であります。

現在、食品配送を実施して頂いている団体は、京都市内では、京都こどもみらい笑顔便、子ども宅食プロジェクト、セカンドハーヴェスト等の数団体しかないとお伺いをしています。多様な主体がこの事業に参入して頂くことが、「こどもの貧困」という社会的課題の解決に繋がると感じていますが、どの団体も善意のご寄付に頼って運営をして頂いているのが現状です。この支援金をご活用頂き、既に運営を実施して頂いている団体には、「更なる事業の充実」を図って頂きたいと思いますし、新たな団体や市民の方々にも参入を検討して頂きたいと思っていますが、見解はいかがか?

④子ども食堂と食品配送は、民間活力を活用して「こどもの貧困」という社会的課題を解決するという素晴らしい取組であり、今後も様々な主体に参入頂けるよう、行政としてもきめ細やかな支援を継続していって頂きたいと思います。資金援助等のハード面での支援は難しくても、相談対応や運営サポートのアドバイス等、ソフト面での支援は、力強く取り組んでいけるかと思います。最後に、今後の本市の決意をお伺いしたいと思います。