活動報告

2020/07/06

7月特別議会開会

本日から、7月特別議会が開会されました。4月議会、5月議会から3度目の補正予算審議で、今回の補正額は162億7100万円です。 本会議の後、予算特別委員会が開会され、第3分科会(産業観光局・交通局)にて下記の質問を行いました。

【事業継続に向けた中小企業等担い手確保・育成支援事業について】

同会派の先輩 田中たかのり議員からの強い要望とご指導を受け、委員会で質問をさせて頂いた所、「支給対象期間を広げる」との前向きな答弁を頂きました。

▶「7月1日以降」の雇用に対してのみ支給対象 ↓

▶「7月1日以前」の雇用も支給対象にする 質問の詳細は以下です。

①必要な担い手確保・育成に係る経費、つまり新規の雇用に対して補助金を支給するというものであるが、この支援事業は、いつからの雇用に対して経費が補助されるのか?

②コロナ渦の厳しい経済状況の中でも、これまで4.5.6月に新規の雇用をされたところも沢山ある。期間を遡っては、対象とされないのか?

③コロナが落ち着きつつあるいま、再出発するにあたり、新規採用しようとする企業の支援を目的としているが、コロナ渦の厳しい経済状況の中で、人材を新規採用されたということに、早い遅いは関係ないのではないかと思うが、局としての見解はいかがか?

④制度設計について 新型コロナウイルス感染症の影響により離職した方等を雇い入れる場合の経費を助成するとあるが、対象者は、コロナウイルス感染症の影響によって離職された方に限定されるのか?

⑤事業者、労働者、双方にとって、精神的な負担をかけない、細かい制度設計と柔軟な対応を要望。

【国際会議施設における安心・安全なMICEの開催推進・支援について】

①今年度中に京都市内で開催する大規模会議への助成枠を新設。対象として参加者数が500名以上。パーティーを契機とするクラスター発生が京都市内で確認されたところで、今年度中に500名以上の大規模会議を誘致するべきか、賛否が分かれるところでもある。局としての方向性はいかがか?

②現時点で、具体的に開催を予定されている大規模会議があるか?

③市内での大規模会議開催の会場としては、京都国際会館が挙げられる。コロナ渦以前からも、国際会館大規模会議が開催される日は、最寄りの国際会館駅には、沢山の人が溢れ、地域の皆様から混雑対策等の要望のお声を頂いている。500名規模の大規模会議が開催時、必然的に公共交通機関の利用者も増え、更なる三密対策が必要になる。最寄り駅を含めた、公共交通機関との、感染症対策の連携等は、どのように進めていくのか?

④公共交通機関の利用を控えている方がまだまだ多い中、大規模会議の誘致を喜ばれない近隣住民の方もいる。市民生活と共存した大規模会議のあり方をしっかりと検討して頂きたい。具体的な誘致に繋がらなけらば、この予算の意味はないので、しっかりとした制度設計と方向性を持って、取組を進める事を要望。

▶7月特別議会議案 (京都市新型コロナウイルス感染症対策第4弾) 下記をご覧下さい。 ↓ https://www.city.kyoto.lg.jp/gyozai/cmsfiles/contents/0000271/271892/0206297gatuhoseisaisyuu.pdf

▶ポイントの要約 ↓ https://www.city.kyoto.lg.jp/gyozai/cmsfiles/contents/0000271/271892/7gatuhoseipointo.pdf 京都市会議員 豊田恵美