活動報告

2019/12/01

日本ソーシャル・イノベーション学会 年次大会2019

【日本ソーシャル・イノベーション学会 年次大会2019】

博士研究発表の貴重な機会を頂き、ソーシャルイノベーターとして登壇させて頂きました。

「社会的課題解決のためにコンビニエンスストアが果たせる役割」

本研究の内容を、京都市会の代表質問で、京都市に対して質問を致します。
ぜひ、TV放映をご覧になって下さい。

12月4日(水)11時頃〜
KBS京都にて中継
※議会傍聴にも、ぜひいらして下さい!

【研究内容要旨】
虐待により幼く尊い生命が失われるという、痛ましい事件の発生は全国で後を絶たない。平成30年度の全国の児童相談所の児童虐待相談対応件数は過去最多となる158,950件にも及び、子どもや子育て家庭に、どのような支援の手を差し伸べることができるのかが、地域社会で暮らす一人ひとりに突き付けられている大きな課題となっている。コンビニエンスストアの来店により児童虐待が発見された事例は多く、児童虐待・ネグレクトの防止や救済にコンビニエンスストアが果たせる役割は非常に大きい。店舗数は全国で56,000店舗を超え、ほとんどの店舗が24時間営業を実施。虐待を受けている小さな子どもが、児童相談所や区役所に行けなくても、家の近くにあるコンビニエンスストアなら、自ら救済を求めに行くことが可能。児童虐待は発生予防の観点で捉えることが非常に重要であり、行政より身近なコンビニエンスストアにおいて児童虐待防止の取組を進めることには大きな価値がある。

京都市会議員 豊田 恵美