活動報告

2023/01/12

心のバリアフリー 大人のクリスマスコンサート

私が市会議員になり、特に力を入れて取り組んできた政策のひとつが、障がい者政策です。

地道に活動を続ける中で、同じ想いを持つ方々との素晴らしい出会いがありました。

コロナ感染者が拡大する中、沢山の皆様にはお声がけをできませんでしたが、私の地元岩倉で、初めてのイベント(心のバリアフリー 大人のクリスマスコンサート)を開催することができました。

京都市の障がい者施策を知って頂き、身近なところから「心のバリアフリー」に取り組んで頂きたいと、皆様にお伝えをさせて頂きました。ご参加頂きました皆様に、心から感謝御礼を申し上げます。

同じ想いを持ち、いつも一緒に活動をさせ頂いている野口えみ子さんをはじめ、沢山の皆様から多大な運営のご協力を頂きました。

梶原香織さんの素晴らしいピアノコンサートでは、大好きなMISIAの「アイノカタチ」をリクエストさせて頂き、今までの想いが蘇り…涙をこらえるのに必死でした。

素敵な会場をご提供頂きましたアイネスヴィラノッツェ宝ケ池さんにも、心から感謝しています。 全ての皆様に、改めて心から感謝御礼申し上げます。

(以下、私の想いです。ご拝読頂ければ嬉しいです。)

「誰もが輝ける社会の実現を」

私の母は、37歳の時に左半身不随になり、障がい者となりました。

当時の私は、4歳でした。

ある日突然始まった、障がい者家族としての生活。

今まで感じなった「不便」と「不自由」が、そこにはありました。

家の隣には、コンビニエンスストアがありましたが、わずかな段差や傾斜が怖いと言って、母は1人で買物に行くことができなくなりました。

障がい者になる前は、母も毎日普通に歩いていた道。

以前は、平らにしか見えなかった道なのに…

「5m先のコンビニに行くのを諦める社会」

そんな社会が、決してあってはならないと、当時の私は思いました。

母が障がい者となってから35年後、私は京都市議員になりました。

当事者としての視点を活かし、都市のバリアフリー化、ユニバーサルデザインの推進、障がい者支援、ヤングケアラー支援等、様々な提言を行い、政策実現に繋げています。

真に支援を必要とする人にとって、政治は「光」であって欲しいと心から願っています。

「政治の最大目標は、国民の最大幸福である」

「政治は国民の生活を、平等・公平に照らす明るい光である」

市民福祉の向上を目指し、今後も地道に活動を継続してまいります。

皆様の旧に倍するご指導ご鞭撻を賜りますよう、心からお願いを申し上げます。

京都市会議員 豊田恵美(とよだえみ)