活動報告

2019/08/24

広河原の松上げ

京都市の北端に位置する左京区広河原(ひろがわら)。毎年8月24日に「松上げ」と呼ばれる火祭りが行われます。火除(ひよ)けと五穀豊穣を願うとともに、お盆の精霊(しょうろう)を送る伝統行事で、洛北の山間部で行われてきました。長さおよそ20メートルの柱、灯籠木(とろぎ)の先端の傘をめがけて、松明(たいまつ)を投げ上げます。灯籠木が激しい炎に包まれ、地響きとともに倒れます、祭りはクライマックスを迎えます。夜空を焦がす、炎の舞。空高く舞い上がった火の粉とともに、精霊があの世へと帰って行くのを、会場の皆様と一緒に見守らせて頂きました。
京都市会議員 豊田 恵美