活動報告

2020/08/12

京(みやこ)あんしんこども館(京都市子ども保健医療相談・事故防止センター)

京都第二赤十字病院内にある「京(みやこ)あんしんこども館(京都市子ども保健医療相談・事故防止センター)」へ、個人視察に伺いました。 この施設は、子どもたちの成長や病気など子育ての中で困ったり不安に感じたことに小児医療の専門的立場から助言し、また、子どもたちをその死亡原因の上位を占める「不慮の事故」から守るための具体的な情報を紹介するなど、次代を担う子どもたちが心身ともに健やかに育っていくためのより良い環境づくりを保健医療の面からサポートしています。この度、長村敏生副院長が理事長をされている日本小児救急医学が「急病時の子どもの見方と受診の目安」を作成され、貴重な意見交換をさせて頂きました。不要不急の緊急搬送や受診は医療機関の負担となり、社会問題にもなっていますが、頼るすべを知らない保護者にとっては、受診の指標がないのも大きな課題です。その課題を解決すべく作成された「急病時の子どもの見方と受診の目安」。小児科の皆様の熱意と情熱が詰まった冊子です。今後も意見交換を重ねさせて頂き、京都市でも様々な活動の展開を模索してまいります。

京都市会議員 豊田 恵美