2019/03/20
100号系統前乗り後ろ降りSTART
市バスのダイヤ改正に合わせ、明日より清水寺や銀閣寺などの人気観光地周辺を通る100号系統で、運賃が先払いとなる「前乗り後ろ降り」方式が導入されます。地理に不慣れな観光客が降車口に近い車内前方に流れ、後方の乗客が降りにくい等、外国人観光客の急増などに伴い一部路線で混雑が常態化し、市民から「バスに乗れない」などの不満の声が上がっており、交通局はこうした苦情に対して24年度から29年度にかけて段階的に系統数を74から84に増やしたり、車両を54両増やしたりして路線ダイヤの充実や利便性向上を図ってきました。「前乗り後ろ降り」方式は、2017年に実施した実験で、バス停での乗降時間の短縮に繋がった事が立証され、今回の変更が実施されています。100号系統は1本当たりの乗客数が最も多いため、最初の導入路線に選ばれています。100号系統は左京区内でも運行されているバスで、今日は銀閣寺前にて街頭活動をさせて頂き、地域の方のご意見をお伺いしました。
左京区は私立小学校が多く、市バス通学のお子様を持つ親御様の心配のお声を多数頂きました。
・発車時、子供の安全確認はしっかりとしてもらえるのか
・子供の身長は低く、運転席から死角になっていないか
・子供が外国人観光客のキャリーバックに押されて転倒しないか心配
・バスによって乗り降りの場所が違うと困惑する
・慣れるまで時間がかかりそう
左京区は観光地が多く、必然的に観光客も多い地域。外国人観光客の皆様にももちろん交通機関を利用して頂きたいですが、「市民のライフラインとしての交通」という第一目的をしっかり果たせる運営を行うであるべきだ考えています。お会いできました際には、ぜひ皆様のご意見をお聞かせ下さいませ。