活動報告

2020/07/25

嵯峨商店街との意見交換

Go Toトラベルがスタートした4連休。観光地嵯峨嵐山へ、視察と意見交換に伺いました。(産業交通水道委員としての個人視察です。)意見交換をさせて頂いたのは、京都市地域商業ビジョン「嵯峨嵐山おもてなしビジョン」の策定と推進にご尽力を頂いた、嵯峨商店街加藤就一理事長と谷口知弘先生。京都市商店街緊急支援補助金を活用されての今後の取組等について、お話を伺いました。嵯峨嵐山は、日本有数の「観光地」。私自身も学生時代にアルバイトをしていたので、ここ数年の観光動向がよくわかります。利益追及型のインバウンド観光だけではなく、地元商業者の皆様は「観光地域づくり」に熱心に取り組んでこられた素晴らしい観光地です。異文化に想いを馳せる交流と商いを大切にされており、商業者も住民も来訪者も互いに思い合う「思いやりを大切にした商い」を推進されています。公益社団法人京都市観光協会が策定したロードマップでは、日本人観光客に関しては、海外旅行が難しい状況が続くことで国内旅行機運が高まると予想されるため、新型コロナウイルスの影響が出る前を上回る水準(約25万人泊/月)を一時的に突破することを目標としています。「感染拡大防止」と「経済再生」は両輪で進めるべきであり、観光産業においても新たなニーズに対応しながら、地域にとって理想的な顧客層を誘客する仕組み作りの構築が求められています。withコロナ社会の中で「新しい京都観光」のあり方を模索する毎日。観光の根底にあるのは、市民の「日常」です。現場の生の声をお聞かせ頂き、貴重な学びの機会となりました。委員会でも、引き続き議論を重ねてまいります。

京都市会議員 豊田 恵美