2019/11/05
自民党政令指定都市議会議員連盟合同総会
自民党政令指定都市議会議員連盟合同総会に、出席させて頂きました。岸田政調会長の基調講演や、木材利用促進議員連盟勉強会等、学ばせて頂く事が大変多い3日間でした。
◯福岡市における木材利用の現状と今後の取組み
福岡市の森林面積は10.959haで市域面積の約1/3。平成28年度から林業資源ビジネス化プロジェクトを始動され、森林基幹道沿線の森林において航空レーザー計測によるデータを用いたシステムを活用実施。効率的に森林作業道を整備し、木材生産の低コスト化による林業のビジネス化を推進されています。レーザー計測には、約3.000万円の予算が計上されている。
◯博多コネクティッド
博多駅の活力と賑わいを更に周辺に繋げてていくプロジェクトで、更新期を迎えたビルの建て替えを促す為に新たなインセンティブ制度(博多コネクティッドボーナス)を創設し、10年間で20棟の建替え誘導を目標設定されています。博多コネクティッドボーナスは容積率の緩和制度であり、賑わいの拡大に寄与するビルに対して容積率を最大50%へ引き上げ。空港が近い博多駅は、高い建物が建てられない為に、屋根のある広場等でも公開空地評価を最大2.5倍まで引き上げる制度。
◯博多旧市街プロジェクト
天神ビッグバンと対をなすプロジェクトとして、平成29年12月から実施。中世最大の貿易港湾都市であった博多の中心地域である博多部の価値ある資源をストーリーとまちなみで繋ぎ、市民や観光客が認知し楽しめる環境を整備してまちの魅力を高めていくプロジェクト。旧市街を視察させて頂き、福岡市は空港、港、繁華街が点在するコンパクトシティであり、観光地としても素晴らしい都市である事を体感しました。
政令指定都市20都市の中で、京都市の強みと弱みは何か。沢山の研修を通じて、改めて深く考える機会を頂きました。他都市の議員の先生方と意見交換は何よりも有意義な時間で、今後の活動の視野が大きく広がりました。3日間大変お世話になった自民党福岡市議団の皆様、本当にありがとうございました!
京都市会議員 豊田 恵美